CASE STUDY

キリン株式会社様

システム概要

当初、DR(ディザスタリカバリ)対策はDR用のデータセンターである大阪SCにオンプレミスで構築する前提で検討が進んでいました。しかし、BCP対策コストをもっと抜本的に削減したい(特に通常運用におけるコストをミニマム化したい)と考え、仮想デスクトップのDRはAWS(Amazon Web Services)を活用しました。

 

ポイント01 | コスト削減

通常時はEC2インスタンスは停止させ、利用時にスクリプトで一挙にリソースを確保することで、DRサイトの通常運用におけるコストをミニマム化させることに成功しました。
リザーブドインスタンスの利用も検討しましたが、オンデマンドインスタンスとの価格比較を行い、オンデマンドインスタンスを採用。確実なインスタンスの確保ができない部分を構築自動化でカバーしました。

 

ポイント02 | セキュリティ

AWSを利用するにあたりセキュリティ面での懸念もありましたが、「VPC(Amazon Virtual Private Cloud)を利用する」「ユーザ情報や認証認可のデータは置かない」とすることで問題無いと判断しました。

 

※詳細資料はこちら(AWS Summit Tokyo 2015セッション資料)
【資料】http://media.amazonwebservices.com/jp/summit2015/docs/EG-07-Tokyo-Summit-2015.pdf
【動画】https://www.youtube.com/watch?v=s5-ZGuA9rLI