CASE STUDY

一般財団法人BOATRACE振興会様

案件概要

一般財団法人BOATRACE振興会では、スマートフォンやパソコンなどで、いつでも、どこでもボートレースの舟券が購入できるサービス(テレボート)を展開しております。
テレボートが指定した銀行の口座を持っていれば簡単に申込みができ、すぐに投票が始められる「インターネット即時投票」では、平成29年5月にゆうちょ銀行が新たに指定銀行に加わり、ますます利便性が向上しています。
テレボートの会員になると、会員専用サイトでのレース情報や予想情報、ライブ・リプレイの閲覧ができる他、魅力的なキャンペーンやイベントへの応募が可能となります。
応募受付に必要なキャンペーンサイトは運用期間が短期間であり、サイトへのアクセスがキャンペーン告知後に集中しますが、このような特性を持つキャンペーンサイトをAmazon Web Services(以下「AWS」)で構築、運用しました。

ご提供内容

AWSを利用して新規のキャンペーンサイトの設計構築を行いました。
あわせて、弊社の監視サービス(マルチクラウド監視運用サービス)の提供も行いました。

AWSが選ばれた理由

1年間稼働することが少ないキャンペーンサイトに、上限値でのサイジングのもと物理機器が使用されていました。稼働しない期間はサーバを止める等で、コストの最適化を図ることが求められておりました。 絶え間ない価格改定とサービスアップデートが行われていて、「コスト」「拡張性」の面で優れていた点がAWSを選定した理由の一つです。

AWSを利用したことによるメリット

リリース初日にアクセス数が想定を超え、リソースを増強する必要が出ましたが、EC2のインスタンスタイプを即座に変更することで、対応することができました。

採用プロダクト

Amazon EC2
Amazon RDS
Amazon S3
Amazon VPC
Amazon CloudWatch
Amazon Route53
AWS Certificate Manager
AWS CloudTrail
Classic Load Balancer

<補足>
サーバは1台。固定のグローバルIPを付与。
サーバへの通信は、サイト閲覧者と、管理者の、2者からのアクセスのみ。
DBは1台。WEBサーバからのアクセスのみ許可。※RDSはSSHログイン不可。